恭賀新春

去年2021年は思えば一年の初めにはコロナ二年目で東京オリンピック延期開催の年でもあり誰もが訪日インバウンドが再開する年かと思い過ごした一年であったに違いなかった。終わってみれば目先の日本の総理大臣だけは変わったもののコロナ感染拡大の終息の糸口すら見られず、とどめはオミクロン株の出現で一年の幕を下ろした感じがする。

2022年の新年、デジャブ―なのか今年こそはとインバウンド再開で海外からの外国人観光客も多く訪れるのではと期待に胸を膨らましている。同時に最悪のシナリオは頭の片隅に入れて新たな一年に臨むのが良いと思う。私たちの身の回りの色々な環境の変化はもはや予測不可能な時代に突入してしまっている。どんなに専門家が知恵を絞ってデータを分析しても常に環境は変化していくものである。自然界に身を置く我々は自然をコントロールすることはできないのである。2022年は世の中の環境がどう変わっても、生き延びていける術を身に着けていくべきである。それができなければ遅かれ早かれ淘汰されてしまうのではないのだろうか。悲観的なネガティブ思考は捨ててポジティブにリスクマネージメントする時だと思う。

経済を優先するのか?命の優先するのか?愚門である。どちらも重要である。経済が破綻すれば多くの貧困を作りだし鬱や自殺者が増加しかねない。命あっての人生であり、ひとりもの命とて安易に考えてはいけないし如何なる命であっても失ってはいけない。経済と命の二つを最優先にできることに取り組んでいけば良いのだと思う。政治が変わらないから・・ とかコロナが怖いから・・というのは言い訳に過ぎない。自分が変ってできることに取り組んでいけば全てが変っていくものである。

一般社団法人日本ツーリストガイド・アシスタント協会も変わっていく必要がある。求められる協会、社会に貢献できる協会、そして皆さまと一緒に明るく楽しくなれる協会へ変わっていく2022年である。 

代表 尾䑓則之

この記事を書いた人
協会事務局

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