観光ガイド、翻訳家 2012年ローマ第三大学文学部を卒業。観光ガイドの傍ら、翻訳、映画評論などに従事。訳書にガブリエッラ・ポーリ+ジョルジョ・カルカーニョ『プリモ・レーヴィ 失われた声の残響』(水声社)。
投稿者: 二宮 大輔
第12回(最終回)「イタリア映画よもやま話」
イタリア人観光客と『ラストサムライ』 先月からジョニー・デップ主演の『MINAMATA』が全国で公開されている。題名からもわかる通り、日本の四大公害病の一つ水俣病を扱った映画だ。水…
第11回「イタリア映画よもやま話」
イタリアNetflixオリジナル映画の傾向と対策 ネットフリックスのオリジナル作品では黒人が主人公の比率が高いという調査報告書が発表された。これについて新聞記事などでは、白人主体の…
第10回「イタリア映画よもやま話」
フィルムがない! フェデリコという友人がいる。職業は映画製作を企画してお金を工面する映画プロデューサーだが、決して仕事が上手く行っているわけではない。「ローマに住んでいて、最初は映…
第9回「イタリア映画よもやま話」
あの夏のルカ 映画好きが高じて字幕翻訳講座なるものを企画しているのだが、その講座にゲストとして登壇をしてもらった知り合いのラジオDJ野村雅夫さんが、ディズニーの新作アニメ『あの夏の…
第8回「イタリア映画よもやま話」
ルカ・グァダニーノと「他者の目」 ラジオ番組である映画評論家が「現在グァダニーノは、国際的に評価できるほぼ唯一のイタリア人監督」という趣旨のことを述べていた。裏を返せば「現代イタ…
第7回「イタリア映画よもやま話」
イタリア映画が始まります ゴールデンウィークに毎年イタリア映画祭が開催されている。イタリア映画好きにとっては、一年のうちの最重要イベントで、十本以上の新作映画がいっきに鑑賞できるの…
第6回「イタリア映画よもやま話」
アズッロ・シピオーニはどこへ コロナで閉店に追い込まれたお店はたくさんあるが、イタリアからも悲しいニュースが届いた。映画館アズッロ・シピオーニが閉館するという。2021年3月1日付…
第5回「イタリア映画よもやま話」
パオロ・ジェノヴェーゼ 知人のSNSでパオロ・ジェノヴェーゼが新作映画を撮影しはじめたことを知った。なんと、あのジェノヴェーゼが、である。 知人というのは、ローマ在住の観光ガイドを…
第4回 イタリア映画よもやま話
『天空の結婚式』 同性愛の新しい描き方 LGBTQのQとは何か。そもそもLGBTという言葉が出回りはじめて、だいぶたってからようやくL(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイ…
第3回 イタリア映画よもやま話
2020年のイタリア映画界、本当の主役だったのは…… 振り返ると2020年はルカ・マリネッリという俳優が、イタリア人にしては飛びぬけて脚光を浴びたように思われる。だが本当のところ…


